芯がありそれでいて清涼な歌声は聴く者の心をとらえて離さない。2ndSG表題曲であり、“ノイタミナアニメ「バッテリー」のオープニングテーマ「いつかの自分」は心温まるミディアムナンバー。迷いながらも未来へとつながる歌詞の世界観は、明日への一歩を踏み出す勇気を与えてくれる作品となっている。越野のインターナショナルな感性で表現されているこの楽曲は小林武史氏の鉄壁のプロデュースによって、anderlustのカラーをより確固たるものにしている。収録カバー曲「明日、春が来たら」は同じく“ノイタミナアニメ「バッテリー」のエンディングテーマ。カバー曲でありながらもanderlustテイストに染めた越野アンナのヴォーカルや、どこか残る懐かしい雰囲気に、聴く層を選ばず幅広い層に響かせるanderlustの音をぜひ堪能してほしい。同アニメののオープニング、エンディング両方担当という新人ながら破格の大抜擢、その他の収録曲も必聴である。新感覚のユニットanderlust。ユニット名は抑えきれない旅への衝動を意味するwanderlustからwをとった造語。歩み始めた彼らの旅路はみずからの痕跡を残しながら果てしなく続く。