2011年結成、東京都内を中心に活動する5人組バンド、Emeraldのアルバム。ジャズ、ヒップホップ、ファンク、ネオソウル、さらにダブやシューゲイザーといったジャパニーズオリエンテッドではない音楽を軸にした楽曲群に中野陽介(ex.PaperBagLunchbox)の持つジャパニーズポップスの文脈を加えることでそのサウンドを全く新しいポップミュージックへと昇華させている作品。初のフルアルバムとなる「Nostalgical Parade」には10曲を収録。本作では、レコーディング・ミックスエンジニアとして、mouse on the keys等のライブエンジニアも務める山下 大輔氏、マスタリングエンジニアとして、ゲスの極み乙女、森は生きている等のライブエンジニアを務める葛西俊彦氏の両氏を迎え入れた。音の中を遊びまわり、その音像を際限なく広げていくEmeraldのサウンドスケープは、両氏によって最も正しい形でコンパイルされている。