覚醒。そして前進。途方もなくありふれてて普遍性だけがすくっと立ったつづくバンド待望の 1st フルアルバム、完成。このアルバムで、フロントマンの都筑祥吾が描くのは、 架空の“街”で生きる、誰にも知られることのない誰かの物語。傷つくことも、傷つけることも怖くて“街の片隅で震えている少年”“辿り着くことのない虹の麓を目指す少女““生活の汚れに逃げ場を失う男”“bright lights big city”――愛情と欲望の渦巻く、「眠らぬ街」で生きるってこと。場所を見つけることが出来ずに、息を潜めるように生きている、未だ負けることさえ、許されない“僕ら”に捧げる、 輝く街の“影”の物語、全 10 曲。都筑祥吾のしゃべり声は小さい、凄く小さい。歌声はデカイ、凄くデカイ。イマドキ誰も気にしてない、一発録りにこだわった、ロック・アルバム。どこにもなかった、だけどこんなに近くにあった。ありそうでなかったまっすぐで太い道。衒いなく、飾りなく、ロックの真ん中を走り続ける、彼らの 1st フル・アルバム。 より優しく、より強くなった詞とメロディ。他人事でない、自分が住む世界に魂を向けた『眠らぬ街』が、2013年を揺らす。現在募集中のベースのポジションには、tatsu（LA-PPISCH）、キタダマキ（ex. Syrup16g）、三浦謙太郎（BAZRA）など 頗るつきの強者たちが代わる代わる参加している。