Story synopsis-あらすじ-かつて人間と神様は共存し、共生していました。しかし神様は人の前から突然姿を消してしまいました。。けれど、消えたわけではなかったのです。人にその存在を知らしめることで存在する「神様」は自分達の力で何もかもが出来ると錯覚する人間には 見えなくなってしまったのでした。名もなき一人の風の神様は、自分の愛した女性が「消失」をあまりに悲しむので 、力を注いで「歌」を紡ぎ出しました。歌は、何処までも風となり人々の耳を伝い、口を伝い、空気を伝い、喉を伝いました。しかし、その「歌」は時間と人によって姿を変えてゆきました。うつりゆく世界、うつりゆく歌、うつりゆく認識、うつりゆく真実かわっていったのは…?