映画『東京オアシス』オリジナルサウンドトラック

映画『東京オアシス』オリジナルサウンドトラック

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見つめてみよう、きっと誰かが見えてくる。映画『東京オアシス』オリジナルサウンドトラック2011.10.12[wed]Release風景が、まる......

見つめてみよう、きっと誰かが見えてくる。映画『東京オアシス』 オリジナルサウンドトラック2011.10.12[wed] Release風景が、まるで生きもののようにまじわる街、東京。ビルの間を抜けてゆく雲、夜の道に連なる車のあかり、器用に交わし合う人の波。駆けてゆくようなテンポで移ろう風景は、街をおのずと高揚させます。 そんな東京のどこかから、そして何かから逃げてきた女優トウコ( 小林聡美)。彼女がゆく先で出会うのは、どこか別の風景を探してさすらう、迷いの人びとでした。 深夜の高速を車で走るナガノ( 加瀬亮)、映画館で働くキクチ( 原田知世)、動物園にアルバイトの面接を受けに来たヤスコ( 黒木華)。彼らとそれぞれの時間が、トウコに忘れかけていた風景をよみがえらせ、ふたたび歩き出した彼女の中には、新しい日常が光りはじめます。それは、東京の街を包む朝もやのような、やさしく確かな光のはじまりでした。人と場所との関係をシンプルに見つめてきたプロジェクトが、いま見つめるもの。それは、日々の暮しを営む街、東京と、そこに生きる彼ら自身の姿です。みんなと同じほうを向いていれば、過不足なく安泰でいられると信じている街。そして、ひとりでいることと、誰かと一緒にいることの境界が曖昧になっている人びと。 そんな風景の中で、人が人とふれ合うことは、むずかしく、特別なことのようになっていったのかもしれません。それぞれの生きものが、それっぞれの時間を過ごすなかでうまれる、ふとしたまじわり。 そんなちいさな出会いがもたらす、心うるおう時間。人は、そんなうるおいの源を、ひとりひとりの中に持っているのではないのでしょうか。 どこへ向かうのか、さすらいながらも道を選んでいく人びと。いま見つめているものの、さらにその先へ続く、日常という果てしない旅路。 まじわることのなかったかもしれない、けれどまじわった、誰かとの時間。日々の風景の中に、そして自分自身の中に、オアシスを探す旅に出てみませんか。 そこにはきっと東京の「いま」が見えてきます。出演: 小林聡美 加瀬亮黒木華  原田知世森岡龍  大島依提亜光石研  市川実日子もたいまさこ『東京オアシス』監督脚本:松本佳奈 中村佳代 脚本:白木朋子 音楽:大貫妙子製作:オアシス計画(バップ シャシャコーポレイション パラダイスカフェ スールキートス)制作プロダクション:パラダイスカフェ 配給:スールキートス(C)2011 オアシス計画