「空を作りたくなかった」は、生音とデジタル音をミックスさせたロックナンバー。メロディ、詞共に自由で躍動感溢れる作品。タイトルには空を初めて見た時の感動をいつまでも感じ続けたいという想いが込められている。音楽に正直に向き合った彼らの姿勢を存分に発揮し、今後の藍坊主の飛躍の前兆が感じられる1曲。「そらみるたまご」は歌詞とメロディのギャップが独自のセンスをきらめかせている。ひらがなだけの歌詞はあたかも童話のようだが、だれかが なく それなら たかくとべないよといった悲しい心象風景を描いている。一方、リズムはミディアムテンポで歯切れが良く軽快ですらある。歌詞だけではなくサウンド全体を通して聴くことで希望へと導かれる曲。 エンハンスドCD仕様でPV「空を作りたくなかった」を収録。