確かなものを ひとつでも持っていたかった 迷わぬように 一切これはグレー 歩き出していけそうか きっとありきたり 白も黒もなくなっていた 柔な日差しの中で 私の価値を考えていた 濡れていた睫毛の先 瑞々しく光って 君は今どんなことに 思いを馳せている 自己愛なんてぼやけたもの 考えたら日は暮れて夢を見た 坂の上、あの場所には 君の姿だけ見える ありふれた影の中に 吸い寄せられて 幾千の仮定の方に 手を伸ばした 確かなものを ひとつでも持っておけるよう 長く続く旅路の中 交わったこの瞬間に 愛情を注いで