心に刺さる 甘い香り 君の言葉は キャンディみたいに 溶けてしまうのに 残る苦み それでも求めてしまうのはなぜ? 傷つくほどに感じる温もり 偽りでも信じたくなるよ 甘い嘘に酔いしれて 痛みさえも忘れたい 君がくれた優しさが まだ胸を焦がしている 愛なんて脆い幻 それでもいいと願った夜 曇った窓に 描く指先 ふたりの未来 消えていくけど 思い出だけは 鮮やかすぎて ひとりじゃ生きられないのに 瞳閉じても浮かぶ笑顔に 隠しきれない涙こぼれる 甘い嘘に縛られて 逃げることもできなくて 君の影を追いかけて まだ愛を探している 壊れた夢の破片が 心に刺さるままなのに 君を忘れる方法なんて きっとどこにもないから この痛みさえ抱きしめて 生きていくよ 今日もまた 甘い嘘が今でも 孤独をそっと包むから 君が残した記憶さえ 愛の形に見えてしまう 終わりを知った夜空に ひとつ星が流れて消えた