こんなもんじゃ 終われない

見えてる天が最高とは

限らない逃げてる訳じゃない

まだ見ぬ景色探し

異世界 この四角い

箱は階を重ねる度未知への

不安に怯えて

また止まっては上へと近づく

最上階 佇む君 支配者気取り 街見下ろす

全て見てきた気になっちゃダメ っていったのに

昔目にした あの夜景が

今も脳にこびりついてる

もう一度だけ 会いに行こうか だって

こんなもんじゃ 終われない

乗り込んだエレベーター時々

得たいの知れない

恐怖を乗せてはまた下ろしてく

決して遊びじゃない

前代未聞 誰も見つけた事ない新世界

ボタンを押して僕らを連れて行く

5階で乗った女の子には何があっても

声かけるな

今までした 努力我慢も吹き飛ぶ

4階 2階 次6階 2階 次は君の階

ここで 降りず 次5階

例の あの子 乗って きた

1階 4階 次2階 6階 2階 君の階

意味ない事など ありはしないね

と幼い君は言っていた

流れる時間と周りの期待が

あの日の君 攫ってった

まだこんなもんじゃ 終われない

見えてる天が最高とは限らない

逃げてる 訳じゃない

まだ見ぬ景色探し

異世界 この四角い箱は階を重ねる度

未知への不安に怯えて

また止まっては天へと繋がる