冷たい風が窓を揺らす
君のぬくもり 遠ざかっていく
真冬の都会は霧に覆われ
声も届かないほど凍りついてる
時計の針が進むたびに
君が消えた瞬間へと戻る
さよならの言葉 氷のように
心に突き刺さる
マイナス5℃ 凍える夜に
二人の記憶が残る
重ねた温度はもう戻らない
冷えた街でひとりきり
マイナス5℃の世界でただ
君の幻を探してる
記憶の中にある温もり
手を伸ばせば儚く溶ける
このフローズンシティで孤独な夜
足跡さえも消されていく
ガラス越しに映る景色
君と歩いた日々が滲む
白い息だけが証しのように
この冷たい世界で僕は迷う
降り出した雪が静かに包み
街のざわめきも遠く霞む
君が好きだったあのカフェも
凍りついたまま閉ざされてる
交わした言葉も温かさも
この夜の中で全てが消える
君がいないとこんなにも冷たい
僕の心も凍りついたまま
マイナス5℃ 凍える夜に
二人の記憶が残る
重ねた温度はもう戻らない
冷えた街でひとりきり
マイナス5℃の世界でただ
君の幻を探してる
指先がかじかむほど冷たく
でも心の奥に熱が残る
君の笑顔だけが今も
温度を持つ
マイナス5℃ 凍える夜に
二人の記憶が残る
重ねた温度はもう戻らない
冷えた街でひとりきり
マイナス5℃の世界でただ
君の幻を探してる
マイナス5℃の夜に
君のぬくもりを忘れない