誰もいない暗い街歩く
いつものコンビニまで歩く
帰るのは誰もいない部屋
ゲームして眠るだけ
どこにも行けやしない僕らは
誰もいない街に慣れて
明日も昨日と同じ今日
迎えて眠るだけ
透明なスクリーン越しの世界は
みんなの幸せ
子供の頃の夢なんだっけ?
みんなの期待背負ってきた
優等生の神童たちが
膝抱えて空見てる
これが
最後の機会じゃなければ
そのままでもいいけどな
自分で自分の腕取って
さっさと立ち上がれ
さあ もう動かそう
そのうち現れるんだ
いつか自分にしかできないことが
恋とか愛とかどうでもいいよ
向かう先はただ一歩先
重いものが動き出すんだ
空元気出してみよう
期待も希望も夢もまだよ
焦ったってどうしようもないよ
ただ一段だけ階段を登れ
今だけはただそれだけ
小さい頃からの憧れ
悪ぶることもできやしない僕ら
犬も食わないプライドだけは
捨てるほどあるわ
口先だけで無理もねえ
実績ないね 大言壮語しかねえ
恥ずかしいな
フラフラしてたのバレちゃって
今まで何してたの
何気にしてんだ恥かこうぜ
机上の空論 もう十分だろ
昔の仲間もどっか行って
普通の世界は
地平線の奥のずっと向こう
やろうとしてたって知ってる
一度もやったことないことも
何度もそれを繰り返してきた
もう飽き飽きなんだ
これが
最後の機会じゃなければ
そのままでもいいけどな
これ以上どこに落ちんだよ
鍵掛けて部屋を出ろ
さあ もう動きだそう
考えるのはもうやめだ
走れ ずっと走ってけ
前だけ見て
世界樹が鐘を鳴らす
今しかないんだ 腹くくれ
ゲンなんかかついでないで
前髪しかない女神様が
もうこれが最後って言ってる
さあ腕を伸ばせ
これが
最後の機会じゃなければ
そのままでもいいけどな
自分で自分の腕取って
さっさと立ち上がれ
さあ もう動かそう
そのうち現れるんだ
いつか
自分にしかできないことが
走れ ずっと走ってけ
前だけ見て