\t一人訪ねる 薄磯の
黒松揺らし 風が哭く
砂に残した足跡を
波が消して行くように
悲しみも想い出も
いつかいつか 消えるでしょうか
命燃やした日々が 夕陽の中に輝いて
陸(おか)の彼方に見えなくなれば
今日までの涙に さよなら
いわき 明日への別れ唄
踊る じゃんがら 七夕の
願いを込めた 笹飾り
「ふたり離れず いつまでも」
そんな夏も 今は夢
幸せも歓びも
遠い遠い 花火でしょうか
朝の光が照らす 泣いてるような 露草は
咲いて儚い あの日の私
今日までの心を 仕舞って
いわき 明日への別れ唄
いわき 白水(しらみず) 阿弥陀堂(あみだどう)
浄土を映す水の中
人は誰もが安らぎの
空を探す渡り鳥
めぐり逢い 別れても
それはそれは 運命(さだめ)でしょうね
天にまばゆく光る 黄金(こがね)の木の葉 大銀杏
過去はいつでも 美しすぎて
今日からの私に 励まし
いわき 明日への別れ唄