OVER Providence - 珠梨

遥か彼方の空に白く星が煌く

遠い過去の残滓は漸く届く

あぁ何時か容易く

ゆけるだろうか?

光の速さを超え並ぶ世界へ

いつまでもいつまでも夢を追い

大空へ馳せる想いを胸に

揺るがないただ一つだけの意思

純粋な君は今でも其処に

世界象るモノの

仕組みを解き明かして

何も不思議など無い総て識る時

そう夢が叶うと崩れる矛盾

足掻いたあの頃への回帰を望む

いつからか手の届く事象ばかり

並べ立てその不安を飲み込み

漆黒の宇宙に吸い込まれそう

ちっぽけな僕に何が出来るか

あぁそれでも僕は

君が待ってる

無限に広がるあの星の向こうへ

いつまでもいつまでも夢を追い

大空へ馳せる想いを胸に

僕たちを別つ不変の法を

何時の日か破り逢いに行くから