マロニエ読本 - 戸川純 (とがわじゅん)

词:太田螢一

曲:上野耕路

軒の燕が電線停り

家燕停在电线上

しだれ柳にこの身がなびく

垂柳随风摆动

あの日通いしニコライ堂

那日往来于尼古拉唐

礼拝すれば熱き涙を神ぞ知れ

若行礼拜佛 那热泪只有神才知晓

待てど暮らせど来ぬ人の

在等待的日子里

便りを待たぬ日とてなく

怎么等也不来那人的消息

思い乱れてなを文を書く

写着胡思乱想的文章

路傍のマロニエ見るたび

每次看到路边的欧洲七叶树

貴方ときざみしマロニエの

和你镌刻的欧洲七叶树

恋の言葉 忍ばれて

隐藏着恋爱的话语

切ない夢がこみ上げる

油然而生出难过的梦

暮れる街並街燈ともり

入夜的街上点亮街灯

帯がなるたびこの身が細る

每次系上腰带 这身体都好变得纤细

小雪散れ散れ聖橋

小雪散落在圣桥

流れに捨てた金のボタンに

在流逝中舍弃了金色的按钮

小雪散れ

小雪飘落

言うに言われぬこの心

说不出的这颗心

溜息つかぬ夜とてなく

在无法不叹息的夜里

たもと揚げてなを涙する

扬起衣袖为我们哭泣