[00:00.76]その眩しさから
[00:03.99]時間だけを切り取った様に
[00:18.52]目が覚めても
[00:21.75]まだ光はぼやけている
[00:30.68]懐かしい名前が思い出せない
[00:35.68]僅かな呼吸の隙間から
[00:41.12]記憶は零れていく
[00:44.38]
[00:47.13]誰かと
[00:48.88]通じ合ったつもりでいたいと
[00:55.65]虚像を塗り重ねた
[00:58.96]身体は重く
[01:02.20]刷り込まれた思考が
[01:05.54]語る当たり前は
[01:08.58]胸に詰まる鉛の針
[01:13.15]痛くなる程近い
[01:16.33]その姿は鮮明に
[01:21.19]
[01:21.96]花が枯れていく
[01:25.05]最期のひとひらを見ていた
[01:30.81]目が覚めても
[01:34.25]まだ光はぼやけている
[01:40.43]景色が心を置いて
[01:45.12]通り過ぎても
[01:48.29]忘れた名前を呼ぼうとして
[01:52.32]この手は冷たく震えた
[01:59.72]
[02:23.17]崩れそうな距離で
[02:26.35]触れようとした
[02:28.68]此処には思い出だけだ
[02:32.00]すれ違う人も
[02:34.02]弱く光る街頭も
[02:37.08]不安を募らせていく
[02:40.74]全て離れていってしまうのは
[02:47.05]自分のせいだ
[02:50.76]
[02:55.19]花が枯れていく
[02:57.82]最期のひとひらを見ていた
[03:03.64]目が覚めても
[03:07.05]その名前を思い出せない
[03:13.88]景色が心を置いて
[03:18.62]通り過ぎても
[03:21.64]忘れた名前を呼ぼうとして
[03:25.73]この手は冷たく震えた
[03:32.78]
[03:38.46]懐かしいその名前を呼ぼうと
[03:46.84]辿る辿る
[03:48.91]二度と見落とさないよう