奪い合い そして見失い
どこへも行けない 漂うまにまに
繰り返し 掻き消す枠組み
この声に倣い 大渋滞
文字の遊戯では 到底貧しく
言い訳 弱った
謂わば 退屈を殺せないままの
惨めで哀れな 独りよがりを
煮詰めて焼き尽くして 勘違いも 溢れる怨恨も
「ありがとう、またね」
我が身 清く正しく
新知識 間違う形式 系統立つ街 夢想馳せる日々
鮮やかに抜け出す 真実(ほんとう)が見たい
隙間を潜れば 明日 明明後日
誰も居ないけど声を上げて
気まぐれな歌のように
意味のないこと記していく審議は
「もういいか、またね」
期待 喰らわせてあげる