\t 「慟哭と焦燥の中、光を見出す。

  歌いたい。其の願いに改めて向き合えた。

  あの日々を回顧する、決して間違いじゃなかった。

  迷いがあるからこそ、今の私がある――。」

絶望の淵 掠れた声で 嗚呼 嘆いている

夜に沈んで夢を見る 小さい温かなあの手が

目醒めと共に焔が燈る 答えが見えずとも歌う

遥かなる世界へ示す 此処に居た証しを

華々しく咲き燃える 情熱に星彩が萌えると

ギラギラと欠片が舞うような旋律を謳う

愛が奏でる [Diluculum

蒼穹への誓い抱擁いて

悲しみ過ちさえも導く光へ

煌く星空へ

目醒めと共に焔が燈る 私の答えは此処で歌うことだ

遥かなる世界へ示す 此処に居る私を

 「恐怖、苦悩、深い悲しみの中、ずっとずっと藻掻いている!

  宵闇の泥濘がどれだけ私を苛んだとしても

  此の身体に、心に燈った焔は、

  消えることなく永遠に燃え続けているんだ!」

過去の痛みや悲しみも

今の私が存る為に在ったように

虞れ抱いて未来を愛する為に

私を愛して――。

華々しく咲き誇る情熱に星彩が唄うよ

輝く火花が躍るような歓びの此のメロディを

愛を叶えた 夜明けに

共に詩を歌うから

弱さも愛せるような未来を誓うよ

煌く星空へ

闇も光も私の理と受容れて

在りし天命を手に 思い描くのは此の讃歌

愛が奏でる [Diluculum

蒼穹への誓い抱擁いて

悲しみ過ちさえも ほら光へ変わるよ

希望を願うのは 煌く星空よ

空に輝いた 夜を裂き天に咲く

星と共に歩む未来へ――。