幸せになるために歩んでゆく先には

幸せだらけの道なんてないから

ああ、あなたの元を離れた冬が訪れ

また思い出だけを残し 過ぎて行くんだね

冷たく凍える手 どうにか温めたくて

選んだ手袋も もう捨ててしまったのかな?

ありがとう、ごめんねも伝えられない

このままあなたを忘れたくはないよ

春を待ちわびながら冬に縋り続けて

まるで咲くことができない花のよう

果たせずにいたことも 何気ない約束も

いつかは叶えられるような気がして

ああ、再び会えた あの頃と違う二人

もう別々の道 互いに進みだしてる

言葉を交わさなくても伝わる想いは

心の中で手を繋いだ

幸せになるために歩んでゆく先には

幸せだらけの道なんてないから

あなたと出逢えたのは意味があるものだから

あの時流した涙は無駄じゃない