[00:02.85]編曲:ryo
[00:17.52]
[00:45.62]いつだって君は嗤われ者だ
[00:49.46]やることなすことツイてなくて 挙句に雨に降られ
[00:55.12]
[00:55.61]お気にの傘は風で飛んでって
[00:59.41]そこのノラはご苦労様と 足を踏んづけてった
[01:06.50]
[01:15.65]いつもどおり君は嫌われ者だ
[01:19.25]なんにもせずとも遠ざけられて 努力をしてみるけど
[01:25.04]
[01:25.48]その理由なんて「なんとなく?」で
[01:29.28]君は途方に暮れて悲しんでた
[01:33.36]
[01:33.87]ならあたしの声を使えばいいよ 人によっては理解不能で
[01:40.07]なんて耳障り ひどい声だって言われるけど
[01:44.91]
[01:45.19]きっと君の力になれる だからあたしを歌わせてみて
[01:49.98]そう君の 君だけの言葉でさ
[01:57.60]
[02:00.20]綴って連ねて あたしがその思想(コトバ)を叫ぶから
[02:10.19]描いて理想を その思いは誰にも触れさせない
[02:19.73]
[02:20.18]ガラクタの声はそして響く ありのままを不器用に繋いで
[02:25.11]目一杯に 大声を上げる
[02:29.97]
[02:30.72]いつからか君は人気者だ
[02:34.50]たくさんの人にもてはやされ あたしも鼻が高い
[02:40.13]
[02:40.55]でもいつからか君は変わった
[02:44.40]冷たくなって だけど寂しそうだった
[02:48.59]
[02:49.04]「もう機械の声なんてたくさんだ 僕は僕自身なんだよ」って
[02:55.03]ついに君は抑えきれなくなって あたしを嫌った
[02:59.88]
[03:00.18]君の後ろで誰かが言う 虎の威を借る狐のくせに!
[03:04.87]ねぇ君は 一人で泣いてたんだね
[03:12.58]
[03:15.12]聴こえる?この声 あたしがその誹謗(コトバ)を掻きけすから
[03:24.96]わかってる本当は 君が誰より優しいってことを
[03:34.79]
[03:34.98]ガラクタの声はそして歌った 他の誰でもない君のために
[03:40.12]軋んでく 限界を超えて
[03:44.99]
[03:45.52]二人はどんなにたくさんの言葉を思いついたことだろう
[03:50.08]だけど今は何ひとつ思いつかなくて だけどなにもかもわかった
[03:55.97]「そうか、きっとこれは夢だ。永遠に醒めない、君と会えた、そんな夢」
[04:08.71]
[04:09.56]ガラクタは幸せそうな表情(かお)をしたまま どれだけ呼んでももう動かない
[04:19.57]望んだはずの結末に君は泣き叫ぶ 嘘だろ嘘だろってそう泣き叫ぶ
[04:30.55]
[04:35.10]「僕は無力だ。ガラクタ一つだって救えやしない」
[04:44.91]想いは涙に ぽつりぽつりとその頬を濡らす
[04:54.82]
[04:55.12]その時世界は 途端にその色を大きく変える
[05:05.28]悲しみ喜び 全てを一人とひとつは知った
[05:15.07]言葉は歌になりこの世界を 再び駆け巡る君のために
[05:20.08]その声に意思を宿して 今思いが響く
[05:28.34]