[00:11.50]給水塔に反射する夏の太陽
[00:15.20]器用に生きる象徴としての 彼女の笑顔
[00:20.30]汗ばんだ静動脈に巣食う褐色の火薬じみた病理
[00:25.16]僕が僕ではない感覚 もしくは錯覚
[00:29.63]六十億の溜息に巻き起こる黄砂
[00:32.94]逃げ場無く息も絶え絶えな ムカデ
[00:37.00]涙 の濁流を這って
[00:39.37]何処へ 行こう 何処も 駄目だ
[00:41.50]居場所 が無い 神様僕は分かってしまった
[00:47.16]空っぽの夜空が綺麗
[00:49.30]あの黒い空白に埋もれてしまえたらって
[00:53.00]願う そうか もしかしたら 僕は 死にたいのかな
[00:58.40]愛は愛の振りして
[00:59.90]全部飲み下せと刃物覗かせる
[01:04.10]今日は今日の振りして
[01:06.80]全部やり直しだと僕を脅かす
[01:09.92]こっから踏み出すなよ 絶対だぞ
[01:13.79]誰だ後ろから押す奴は ほら後一歩だ
[01:17.96]そうだ 夢がぶら下がる最果ての絞首台
[01:22.99]
[01:33.95]西日に染まる郊外の公団住宅
[01:37.20]心臓を針でつつかれる様な感傷
[01:41.17]及び 生きてる事に対しての罪悪感
[01:45.00]付きまとう闇 立ちはだかる闇
[01:48.16]赤面症の季節における リビドーの肥大
[01:52.56]故の 現実からの逃避
[01:57.21]遮断機に置き去りの自意識
[02:00.30]真っ二つに割れる
[02:03.00]赤が光る 消える 光る 消える 光る 消える 消えろ
[02:09.07]チャイナドレスの女
[02:15.90]全部消えろ 神様 殺してやる
[02:20.27]過去は過去の振りして
[02:22.07]全部受け入れろと喉に締めかかる
[02:25.84]夜は夜の振りして
[02:27.88]全部おまえのせいだとがなりたてる
[02:31.46]こっから逃げ出すなよ 絶対だぞ
[02:35.51]誰だ後ろから押す奴は ほら後一歩だ
[02:39.00]そうだ 夢がぶら下がる最果ての絞首台
[02:44.78]
[02:55.05]僕は触れていたかった
[02:56.99]まだ繋がっていないよ
[02:59.04]ビルの屋上に立った
[03:02.00]今更思い出すんだ
[03:04.31]春の木漏れ日に泣いた
[03:05.78]母の声が聞こえんだ
[03:07.89]此処にいてもいいですか
[03:10.25]此処にいてもいいですか
[03:24.56]
[03:36.26]空は空の振りして
[03:38.47]全部知ってるぞって僕を見下す
[03:42.12]人は人の振りして
[03:44.36]全部吐き出せと僕を睨み付ける
[03:48.32]こっから踏み出すなよ 絶対だぞ
[03:51.89]誰だ後ろから押す奴は ほら後一歩だ
[03:56.00]そうだ 夢がぶら下がる最果ての絞首台
[04:01.80]
[04:08.08]僕は触れていたかった
[04:10.73]まだ繋がっていないよ
[04:13.20]ビルの屋上に立った
[04:15.03]今更思い出すんだ
[04:17.62]春の木漏れ日に泣いた
[04:19.60]母の声が聞こえんだ
[04:21.90]此処にいてもいいですか
[04:24.40]生きていてもいいですか